人妻弁護士・三十六歳

著者: 雨宮慶

本販売日:2006/12/23

電子版配信日:2008/11/14

本定価:660円(税込)

電子版定価:770円(税込)

ISBN:978-4-8296-1471-6

青年を惑わすのは、窓から覗く隣人妻のガーターベルト。

満員電車で思わず触れてしまった秘苑の熱いぬめり。

(上品で綺麗なひとなのに、こんなに淫らだなんて!……)

人妻はなんと美貌の女弁護士、完熟女体の36歳。

窓越しの相互オナニー、口舌愛撫、白昼のアナル交姦。

羞恥に乱れる人妻弁護士と味わう、甘く危険な蜜戯体験。

登場人物

なおこ(36歳)人妻

さき(22歳)OL

本編の一部を立読み

「いやン、そんなに見ちゃだめェ」

奈央子が腰をうねらせた。初めて聞くひどく甘ったるい口調に吉野は驚き、奈央子を見た。彼女は顔をそむけたまま眼を開けていた。興奮が貼りついたような表情で息を弾ませながら、両手でシーツをつかんでもどかしそうに腰をうねらせている。その口調といい表情といい、見られるのをいやがっていないのは明らかだ。それどころか、見られて興奮してたまらなくなっているような、いやらしい腰つきだ。

そんな奈央子の反応が吉野の征服欲をくすぐって、昨夜テレフォンセックスをしていたときのような責め嬲りたい気分にさせる。

「もっと見せてよ。奈央子さんのここ、ずっと想像してたんだから」

いうなり両手で肉びらを分けた。ぱっくりと肉びらが開くと同時に奈央子が短く鋭い喘ぎ声を洩らして躯をひくつかせた。

「ああッ、だめ……」

ふるえ声を洩らす。吉野の両手が触れている内腿もブルブルふるえている。

それよりも吉野は、あからさまになっている肉びらの間に眼を奪われていた。蜜にまみれたそこは、きれいなピンク色をしていて、肉の芽のようなクリトリスも粘膜がすぼまった膣口も露呈している。その膣口が喘ぐように収縮と弛緩を繰り返して、ジュクッと透明な蜜を滲ませているのだ。

そこを凝視したまま、吉野はいった。

「すごいな、奈央子さんのオマ×コ。口が生き物みたいに動いて、ラブジュースをあふれさせてるよ」

「いやッ、いわないでッ、そんないやらしいこと」

奈央子が恥ずかしくてたまらなさそうな声音で訴えるようにいう。だが吉野にはわかった。テレフォンセックスのときと同じで、本当はいやらしいことをいわれて興奮してゾクゾクしているのが。さらに吉野はわざといった。

「それに奈央子さんのオマ×コ、肉びらの両側にヘアが生えてるからかな、すごくいやらしく見えるね」

「いやッ」

奈央子が喘ぐような声でいう。吉野は奈央子の顔を見た。眼が合った。ドキッとした。圧倒されるほど妖艶な眼つき。そして、一目で強い興奮のためとわかる強張った顔つきをしている。

「焦らしちゃいやッ」

妖艶な眼つきで吉野を見たまま、言葉どおり焦れったそうにいって腰をうねらせる。興奮をかきたてられて吉野の脳とペニスが疼く。いやらしくうねる腰を見て吉野はふと、「もっと舐めて」と奈央子がテレフォンセックスのときにいったのを思い出して訊いた。

「舐めてほしいの?」

強くうなずく奈央子。すかさず吉野は訊く。

「どこを?」

「うんッ、意地悪ッ。……オマ×コ」

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